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深海生物「ダイオウグソクムシ」とは?生態・特徴を徹底解説!

こんにちは!ラブカ君です♪

 

今回は、面白い深海生物「ダイオウグソクムシ」について

詳しく紹介していきたいと思います。

 

深海生物「ダイオウグソクムシ」とは?何目何科に分類されるの?

ダイオウグソクムシとは、

等脚目スナホリムシ科に属し

ダンゴムシ、ワラジムシ、フナムシなどの

等脚目の中で世界最大の生物です。

 

ペットとしても飼育することができて、

20万円程度で販売されています。

 

自宅で深海生物を飼育することができる点は

深海生物マニアにとってはたまりませんね。

 

寿命も50年も生きるといわれているので愛着も湧いてきます。

ダイオウグソクムシの形をしたスマホケース等もあるそうなので

気になる方は購入してみるのも面白そうですね。

 

 

 

深海生物「ダイオウグソクムシ」の一番の特徴って何?

驚くのはやはりその大きさです。

成長すると体長約45cm、体重は1.7kgにも達します。

 

小型犬と同じくらいの大きさのダンゴムシですから、

実際に目にしてみると一般的な認識からすれば驚くほかありません。

 

また正面から見たダイオウグソクムシ頭部の複眼は3500個の眼から形成され、

節足動物の複眼としては最大級のサイズです。

 

触覚は2対あって等脚類の特徴である第一触角は、

フナムシ程度の大きさでは肉眼でも判別しにくいほど小さいのですが、

ダイオウグソクムシの第一触角は容易に見つけることができます。

体が非常に大きいためそれぞれの部位もそれに伴い肥大化しているのでしょう。

 

 

 

それ以外の特徴や面白い生態は?

鳥羽水族館で飼育され、

5年以上の絶食記録を残して

2月に死んだダイオウグソクムシがいました。

 

死後まもなく解剖したところ、

胃の中からから正体不明の液体を検出され、

液体から発見された菌が

食べなくても生きていける長寿に関係した“夢の酵母”

の可能性があるとして大きな注目を集めました。

 

この菌は出芽や分裂で増える単細胞の酵母に近い存在であり

酵母様真菌と呼ばれ、自然界にあるほか、小動物の消化器官に存在する菌です。

 

そこで、酵母様真菌と長期間の絶食の関連が焦点となり

静岡県三島市の国立遺伝学研究所の研究チームが、

長寿遺伝子の働きを解明して酵母菌の寿命を操作する

実験に成功したことにより関連性が明らかになりました。

 

年を取らない理由が酵母様真菌に

まだ隠されている可能性があるため今後の研究に期待しましょう。

 

 

また、名前のなかに含まれている「グソク」は

日本の鎧・兜などを意味する言葉で、

名前の由来通り背中側は十数枚の頑丈な甲羅で覆われ、

腹側には7対の歩脚、脚が板状に変化した大きな遊泳脚を持っています。

 

この遊泳脚とエビのような扇状の尾を使い、

水中を飛ぶように泳ぐことができるようです。

 

等脚目の大半は海の中で暮らし、

普段目にするダンゴムシは陸上で生活しているため、

ダンゴムシこそ等脚目の中ではめずらしい生物なのでしょう。

 

 

深海生物「ダイオウグソクムシ」の餌は?捕食方法は?

「海の掃除屋」と呼ばれ、

深海底で餌となる動物の死骸が落ちてくるのを待っていて、

見つけたら餌を食べます。

 

大型魚類やクジラなどの各種動物の死骸や、

弱った動物、ヒトデなどを食べ、他の等脚類のように

弱った仲間や死体を食べる共食いも行っている可能性もありそうです。

 

こうしたダイオウグソクムシが深海底の安定を保っています。

実際に名古屋港水族館ではイカを食べる姿が撮影され、

鳥羽水族館ではアジを食べる姿が観察されています。

 

しかし、生態に関しての海外の論文も少なく、

わかっていないことが多いのが現在の現状です。

 

 

深海生物「ダイオウグソクムシ」は深海何mに生息し、世界の分布はどうなっているの?

 

1878年にオスがメキシコ湾の海底から発見され、

1891年にはメスも発見されました。

 

メキシコ湾や、西大西洋周辺の深海200~1000mほどの深さの海底砂泥地に生息しています。

 

比較的に浅いところに生息しているために

漁網や篭にかかった有用魚類を食い荒らすことから、

漁師達には嫌われているようです。網の中にも入ることがあり、

食べようと試みた人がいるそうですが臭みが強かったため

食べることができないとの報告もあります。

 

しかし素揚げにするとおいしいとの報告もあり、

鎧のようになっている部分がパリパリして案外おいしいかもしれませんね。

 

本日は以上!

それでは次回もお楽しみに!

 

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