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深海魚「デメニギス」とは?生態・特徴を徹底解説!

こんにちは!ラブカ君です♪

 

今回は、不思議な深海魚「デメニギス」について

詳しく紹介していきたいと思います。

 

 

深海魚「デメニギス」とは?何目何科に分類されるの?

脳が外側から透けて見えるデメニギスですが過酷な深海で生活していくなかで、

より長く生存できるように最適な形態へと進化した結果この姿に変貌したのです。

 

デメニギスは、ニギス目デメニギス科に属する魚類の一種で

この科に属する魚は本種を含めても世界で19種存在します。

 

深海魚「デメニギス」の一番の特徴って何?

小さな口の上には小さな黒い丸がありますが、

これは目ではなくナーレと呼ばれる鼻の穴のようなものです。

 

実はナーレの後ろにある樽型の緑色の部分が目の役割を果たしています。

デメニギスの頭部は透明なドーム状の膜で覆われ、内部は液体で満たされています。

 

目というのは通常カメラレンズの役割を果たし、

レンズが大きければ光を多く集められます。

 

しかし、デメニギスの目は光を集めるためにこのように特殊な目をしているのではありません。

 

チューブ状の目にすることで双眼鏡の役割を果たし、

遠くのものを見ることができるようになったのです。

視界の範囲が狭いために餌を探す際に苦労するのではないかと思いますが、

ほとんどの場合デメニギスが餌のすぐ下に生息しているため

上のみしか見る必要性がなく、この目に進化したと考えられます。

 

それ以外の特徴や面白い生態は?

形態の頭に向けた前半部分は、

まるで透明なヘルメットを被った宇宙人のような外見をしています。

 

ただ、この魚は体長にして15cm程度と小型なので、可愛げがあります。

 

また発見からすでに約80年が経とうとしているにも関わらず

実際に「食べた」という話がなく、そもそも漁獲されることも少ないです。

 

もし漁獲されたとしても貴重なサンプルとして調査されるために味に関しての報告はないです。

 

仲間のニギスといえば広く世界中で食用として愛されている深海魚で

日本でも一般の鮮魚店などで安く手に入る人気の食材として知られています。

 

研究機関によって解剖された結果、デメニギスには毒などはなく、食べることができるかもしれません。

 

深海魚「デメニギス」の餌は?捕食方法は?

目が緑色になっている理由は獲物がよく見えるようにするためだろうと考えられています。

 

デメニギスがなにを食べるのか詳しくはわかっていませんが

クラゲや小さな魚を捕食するのだろうと考えられているそうです。

 

クラゲは生物発光をしており目立つようにみえますが、

デメニギスの場合は目が上を向いているために太陽の光と生物発光がかぶり

クラゲの位置を正確に特定することができません。

 

そのため目の中の緑色の色素は

フィルターのような役割を果たしていると考えることが可能です。

 

そして風景から日光を取り除き、生物発光のみが残るようにすることで

餌の位置が特定できるようになります。

しかしデメニギスは上を向いているので餌を口元まで運ぶことに問題が生じます。

 

チューブ状の目を持つ動物はみんな目をあまり動かすことはありません。

しかし、デメニギスは目を回して前を見ることが可能であるということです。

 

そうすることで、デメニギスは食べ物を食べることが簡単になります。

つまり望遠鏡を見たい方向に動かしているイメージです。

 

深海魚「デメニギス」は深海何mに生息し、世界の分布はどうなっているの?

太平洋北部の亜寒帯海域に分布し、水深400-800mを主な生息域としています。

日本近海では岩手県以北の沖合に分布しているそうです。

 

デメニギスは海底から離れて暮らす中層遊泳性の魚類で、

深海の海中を漂って生活しています。

 

大きなヒレは主に姿勢を安定させるために使われ、

捕食時以外に活発に遊泳することはほとんどないです。

 

 

というわけで、

本日は以上!

それでは次回もお楽しみに!

 

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