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深海生物「ダイオウイカ」とは?生態・特徴を徹底解説!

こんにちは!ラブカ君です♪

 

今回は、面白い深海生物「ダイオウイカ」について

詳しく紹介していきたいと思います。

 

 

深海生物「ダイオウイカ」とは?何目何科に分類されるの?

ダイオウイカは開眼目ダイオウイカ科に分類されて、世界最大級のイカです。

 

ただ、このダイオウイカは、地球上で最大の無脊椎動物であるということ以外、

詳しい生態はほとんど分かっておりません。未知の生物と言う事です。

 

多くの方が巨大なタコやイカのような頭足類の姿で描かれる

北欧伝承の海の怪物と知られているクラーケンの話を聞いたことがあると思います。

 

中世から近世にかけて、ノルウェー近海やアイスランド沖に出現したとされている怪物ですが、

説としてダイオウイカ属が最も有力です。

 

平均体長10m、体重200㎏で現在発見されているダイオウイカの最大サイズは18mであり、

日本では島根県や福井県などでよく死骸が打ち上げられているニュースを目にしますね。

 

中でも2013年には小笠原諸島父島の深海で

生きたダイオウイカを撮影することに成功した映像が公開されました。

 

研究対象とされるほとんどが死骸のダイオウイカであるために

生きたダイオウイカを捕獲し研究できるとより深くダイオウイカを知ることができるようになるでしょう。

今後に期待ですね!

 

深海生物「ダイオウイカ」の一番の特徴って何?

ダイオウイカの一番の魅力はその体の大きさです。

ダイオウイカは、近縁種であるダイオウホオズキイカと同じように、

直径25センチという大きさの、生物界最大の目を持っています。

 

大きな目は深海生物の特徴でもあり

深海の少ない光をできるだけ集めるために大きくなったと言われています。

 

しかし、こんなに体が大きいわりには小さいヒレを持っていて

外套膜に水を取り込んで勢いよく噴き出し、漏斗状の器官を使って泳ぎます。

すべての部位が大きいと思ったら小さい部分もあったりする魅力的な生物ですね。

 

ほかのイカと同様に、ダイオウイカも8本の腕と2つの長い触腕を持っていて、

形はほとんど変わらないようですが大きさが桁違いなため、

なぜそのように大きく進化したのか興味深い生物です。

 

それ以外の特徴や面白い生態は?

ダイオウイカもイカなので食べることができるのではないかと思った方は注意が必要です。

実はアンモニア臭く、とても食べられたものではなかったとのこと・・・。

 

ダイオウイカの筋肉には、深海で浮力を保つため、アンモニアを含んだ細胞が分布しています。

そのため食べてみると独特のエグみを感じることができるようです。

 

また筋肉にアンモニアが含まれていることは筋肉に締まりがなく、

それほど活発に動き回ることはできないと推測され、

触腕も体からだらりと垂れ下がって下層にいる生物を捕食しているのではないかと考えられてきました。

 

しかし動画撮影によってダイオウイカが自分とほぼ水平の位置にいる獲物に

触腕で攻撃している姿が撮影されたために想像に反して活発な捕食者の可能性があります。

 

深海生物「ダイオウイカ」の餌は?捕食方法は?

一般的なイカと同じようにほぼ水平の位置にいる獲物に

触腕で攻撃して、触腕を丸めて抱え込み、口元に引き寄せていることがわかっています。

 

餌は魚やエビ、ほかのイカを食べるようですが、

小型のクジラを襲って食べるという説もあるぐらい

同じ大きさでも食べてしまうため、

人間でも食べられてしまう可能性もあるかもしれませんね。

 

研究ではダイオウイカが日中、水深650~900メートルの中層域で

餌を採っていることはほぼ確実であるということがわかっていて、

 

これはマッコウクジラが日中潜水する深度ともほぼ重なっているため、

マッコウクジラが天敵である可能性が高そうだと考えられています。

 

ダイオウイカはクジラの幼体を食べている説もある一方で

マッコウクジラに捕食されているのではという説もあるために

ダイオウイカとマッコウクジラはライバルのような関係性なのかもしれません。

 

深海生物「ダイオウイカ」は深海何mに生息し、世界の分布はどうなっているの?

日本、ニュージーランド、南アフリカ、アメリカ、ノルウェー、ニューファンドランドの

海域に生息しており水深200~1000m(3000m)に生息しています。

 

マッコウクジラの大好物はダイオウイカであるために

マッコウクジラの生息範囲と広く重なっている可能性もありそうです。

 

というわけで、

本日は以上!

それでは次回もお楽しみに!

 

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