コウモリダコ 面白い深海生物

深海生物「コウモリダコ」とは?生態・特徴を徹底解説!

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こんにちは!ラブカ君です♪

 

今回は、面白い深海生物「コウモリダコ」について

詳しく紹介していきたいと思います。

 

 

深海生物「コウモリダコ」とは?何目何科に分類されるの?

コウモリダコはコウモリダコ目コウモリダコ科に属する頭足類です。

 

「吸血鬼イカ(Vampire squid)」という英名を持つコウモリダコは

血に飢えた深海生物と思われて来ました。

 

また、100年前トロール船の網にかかって発見されて以来、

イカとタコの近縁種であるこの風変わりな生物には謎がつきまとってきました。

 

なぜならタコのような見た目なのに足の数が10本あるためです。

 

このコウモリダコは見た目も名前も怖そうですが

生態を知っていくと実は意外なギャップがあるために可愛く見える生物でもあるので、

詳しく紹介していきたいと思います。

 

深海生物「コウモリダコ」の一番の特徴って何?

深海生物には珍しく非常に目が発達しています。

 

いろいろな深海魚、深海生物が進化によって視力を犠牲にしている中、

コウモリダコは目が進化しているのです。

 

この目は外径が2.5cmもあり、身体のわりにはとても大きな目を持っています。

非常に複雑な造りになっているようで、深海の暗黒の中で小さな発光も見逃しません。

 

それ以外の特徴や面白い生態は?

深海に生息する頭足類のコウモリダコは体長30cmほどで

学名のVampyroteuthis infernalisは「地獄の吸血鬼イカ」を意味しています。

 

暗赤色の体、巨大な青い目、8本の腕の間にマントのような皮膜を持ち、

伸びる腕の先には鉤のような突起物が備わっているようです。

 

いかにも恐ろしげな形相から名付けられてマントを広げると

コウモリ傘のように見えることからコウモリダコと名付けられました。

 

 

また、泳ぎ方にも特徴があります。

子供のコウモリダコは主に口から水を吐き、そのジェット推進だけで移動しますが、

大人のコウモリダコは側面に耳状の羽みたいな部位があり、

この羽を効率良く羽ばたくように動かして移動します。

 

羽の付け根には青白い光を発する発光器を4つ確認されているようです。

 

実は触手の先端にも発光器が存在し、

体全体の発光機が3つの役割を持っていると言われています。

 

第1の発光器官は生物発光ディスプレイで、

これはフラッシュのように明るく光り2分以上も光っているそうです。

 

その強烈な光ディスプレイは光り終わると強度、

直径をだんだん弱めて小さくなっていきます。

 

第2の発光器官は8本の触手の先端にある器官です。

 

第1と第2の光は同時に光り、

8本の触手の先の光は連続的に光っていて、

これを意図的に動かしています。

 

そして第3の発光器官は発光雲を発射することが出来る器官です。

 

発光雲は、粘液の中に埋め込まれている1000個以上の光りの粒子がそう見せているのです。

この光りの粒子はこれまでの観察結果から9分ほど光ることが報告されています。

このように様々な種類の発光器官を持ち合わせているのがコウモリダコです。

 

深海生物「コウモリダコ」の餌は?捕食方法は?

今までコウモリダコはその見た目と

頭足類ということから肉食系であると考えられてきました。

しかし、実際は草食系ということがわかりました。

 

コウモリダコのエサは、プランクトンの死骸、糞、藻、泥、

小型の甲殻類が脱いだ殻などの海中を降下する「マリンスノー」だったのです。

 

毛が並んだ2本の長い触糸を使ってマリンスノーの粒子を集め、

食べやすい大きさのボール状に粘液でまとめていると判明しました。

 

触糸の先端にある吸盤はタコのように吸い付かず、

マリンスノーの粒子をまとめるための粘液を分泌するのです。

 

触糸は体長の8倍ほど伸び、マルチな機能を持つと考えられています。

 

プランクトンの死骸などの堆積物を捕らえるだけでなく、

捕食者の存在を感知できる可能性もあるでしょう。

 

また、コウモリダコは脅威に直面すると特殊な行動を起こします。

8本の腕を被膜ごと裏返して、体を包み込んでしまうのです。

トゲのような触毛が外側に並ぶと、捕食者を追い払う役に立つとも考えられます。

 

このように食欲旺盛な他の頭足類と比べると、質素な食事スタイルでスローな生活を送っているのです。

 

深海生物「コウモリダコ」は深海何mに生息し、世界の分布はどうなっているの?

熱帯・温帯地域の約600から900mにかけての深海に生息します。

コウモリダコは他の生物が少ない貧酸素状態の深海の中層にいて、

広く分布しているので仲間と遭遇する機会は少なく成長も遅いようです。

 

 

というわけで、

本日は以上!

それでは次回もお楽しみに!

 

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