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深海生物「ダイオウホウズキイカ」とは?生態・特徴を徹底解説!

 

こんにちは!ラブカ君です♪

 

今回は、面白い深海生物「ダイオウホウズキイカ」について

詳しく紹介していきたいと思います。

 

 

深海生物「ダイオウホウズキイカ」とは?何目何科に分類されるの?

世界一巨大な無脊椎動物として広く知られているのは「ダイオウイカ」ですが、

ダイオウホウズキイカは、それをも上回る可能性があると言われています。

 

スルメイカ下目リンサメハダホウズキイカ科に属しており、

ダイオウイカよりも耳が大きいことが特徴で、

体長は成長したもので12~14mに達します。

 

またダイオウホウヅキイカもダイオウイカと同じく

生きた状態での捕獲されたことがなく

水揚げしても陸上で呼吸が出来ないためにすぐに死んでしまうので、

まだまだ生態が解明されていない謎に満ちあふれた生物です。

 

 

深海生物「ダイオウホウズキイカ」の一番の特徴って何?

腕にするどい鉤爪が並んでいることが最大の特徴です。

 

これは吸盤が変化したもので2本の触腕にある鉤爪は360度回転します。

この鉤爪の回転を自分でコントロールできるのか、

自然に回転するだけなのか、詳しいことは研究段階ですが

1つの鉤爪の大きさは2㎝くらいで先端は硬くとがっているのが特徴的です。

 

また、触腕の手のひらには約20個の鉤爪が並んでいて、

ダイオウホウズキイカの狩りや食事のようすは誰も観察したことがないので、

はっきりしたことはわかりませんが、獲物に食い込ませて動けなくする、

または鉤爪を武器にして戦うのかもしれません。

 

個人的にホウライエソの長い牙と同様に

魚に鉤爪を刺して抜けないようにしているのではないかと予想しています。

考えるだけでも鉤爪の本当の役割が非常に気になりますね。

 

 

それ以外の特徴や面白い生態は?

基本的には、海を漂流しながら待ち伏せし

通りかかった獲物を捕らえて生活していると考えられています。

 

この生活では捕食の機会は多くありませんが、

代謝を抑えてわずかな餌で生命を維持しているとか。

 

2010年に行われた研究によると体重500kgのダイオウホウズキイカは

5kgの魚一匹で200日間の生命活動を維持できると推定されています。

 

これは同じ海域に住むクジラの300~600分の1のエネルギーしか

必要としないことを意味していて、ほとんどエネルギーを消費することなく生活しているのです。

 

大きな体を動かすためには多くのエネルギーを使うようなイメージですが、

だからこそあまり動かないで生活しているのでしょうか?謎だらけですね。

 

また、ダイオウホウズキイカもダイオウイカのように

浮力を得るための塩化アンモニウムが大量に含まれています。

 

そのため、これらのイカの身の味には

独特のえぐみがあり食べることはあまりありません。

 

また、ダイオウイカと同様に目玉は外の生物とは比較にならないほど巨大で、

バスケットボールほどのサイズがあることが判明しました。

 

しかし、最近の研究で視力はあまりよくないことが発表されていて、

なぜここまで大きくなったのかは謎に包まれています。

 

深海生物「ダイオウホウズキイカ」の餌は?捕食方法は?

食生活に関しても既存の知識が少なく触腕を見ると肉食的に見えますが

ダイオウホウズキイカの体はクラゲのように寒天質で動きもゆっくりしているために

活発に大きな魚をおそうよりは、おもにナンキョクオキアミのような

小型甲殻類を食べているのではないかとも考えられています。

(またはダイオウイカと同じく魚やエビ、ほかのイカを食べている可能性も有り)

 

捕食方法に関してはっきりとしたことはわかっていなく鉤爪を用いるか、

又は、一般的なイカと同様に触腕を使って獲物を捉えているのではないかと考えられています。

 

また、ダイオウイカと同様にマッコウクジラの胃の中から

ダイオウホウズキイカが見つかったこともあり食生活は

ダイオウイカと共通する部分が多いように感じられますね。

 

深海生物「ダイオウホウズキイカ」は深海何mに生息し、世界の分布はどうなっているの?

南極海周辺の深度2,000mの深海域に生息しています。

捕獲報告としては南極大陸のロス海で2007年2月22日に体長約10メートル、体重約450キロが捕獲されました。

 

このダイオウホウズキイカは深度1800mのところで引き上げられた事例があります。

 

ダイオウホウヅキイカとダイオウイカの生息範囲はあまりかぶっていないようです。

 

今現在、ダイオウホウズキイカがダイオウイカよりも大きいのではないか

と囁かれているため今後、世界最大の無脊髄動物はどちらになるのか非常に気になるところですね。

 

というわけで、

本日は以上!

それでは次回もお楽しみに!

 

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