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深海生物「マッコウクジラ」とは?生態・特徴を徹底解説!

こんにちは!ラブカ君です♪

 

今回は、面白い深海生物「マッコウクジラ」について

詳しく紹介していきたいと思います。

 

深海生物「マッコウクジラ」とは?何目何科に分類されるの?

偶蹄目マッコウクジラ科に分類されるクジラで

歯のある動物のなかで世界最大で巨大な頭部の形状が特徴です。

 

クジラといえば捕鯨で有名ですが18~19世紀の全盛期に、

マッコウクジラは捕鯨の主な対象でした。

 

神秘的な白いマッコウクジラは「白鯨」と呼ばれていて

マッコウクジラはその脂と、胃の中でイカの固いクチバシから保護するために分泌される

「竜涎香」という物質のために、捕鯨の対象となっていました。

竜涎香は香水として重宝されていたようです。

 

深海生物「マッコウクジラ」の一番の特徴って何?

マッコウクジラは潜水が上手なクジラで狩りをするために表層と深海を行き来します。

そこで行き来するためのマッコウクジラの仕組みに関して解説していきます。

 

マッコウクジラの全身の筋肉には、ミオグロビンというタンパク質が多く含まれ、

このタンパク質は血液中のヘモグロビンから受け取った酸素を蓄えておくことが可能です。

水面で取りこんだ酸素をたくわえて、体のすみずみに行き渡らせることで、

長い間息つぎしないでもぐりつづけられることができます。

 

また、マッコウクジラの頭には鯨蝋と呼ばれる物質を大量に蓄えています。

脳油とも呼ばれているこの液体は精液であると考えられたこともありますが、

いまだに役割は解明できていません。

 

この液体は寒くなるとロウのように堅くなり、

クジラが深く潜ったり浮かびあがったりする際に、

その浮力を変えるのに役立つと考えられています。

 

アカボウクジラ科のなかまも潜水上手なクジラはほかにもいます。

マッコウクジラの潜水は長くても90分ほどですが、

アカボウクジラは138分間、水深2982mまで潜るそうです。

 

これほど深くもぐるには高い圧力に耐えるための特殊な体の構造が必要なはずですが、

アカボウクジラがどのようにして深海への潜水に適応しているのかは

マッコウクジラよりわかっていない点が多く未知に包まれています。

 

それ以外の特徴や面白い生態は?

クジラ類の中で最も大きな性差を持つことも特徴です。

標準的なオスの体長は約16-18mでありメスの約12-14mと比べて30-50%も大きく、

体重はオス50トンに対しメス25トンと、ほぼ2倍の差異があります。

 

なお、生まれたときには雌雄いずれも体長約4m、体重 1トン程度であるため

クジラの中では最大種であり、成長したオスでは体長が20mを越えるものもいるようです。

 

著しく肥大化した頭部は、その長さがオスで体長の3分の1に達します。

脳は、おそらく全ての動物の中でも最大最重量であり

成体のオスでは平均7kgに達しますが、身体サイズに比べれば決して大きな脳ではないです。

つまり脳が大きいわけではありません。なぜこんなに頭が大きくなったのか疑問が残ります。

 

背中の色は一様に灰色ですが、日光の下では褐色に見えます。

また、背中の皮膚は通常ゴツゴツしており、

他の大きなクジラのほとんどが滑らかな皮膚をしているため対象的です。

 

噴気孔の位置は頭部正面に集中しており、遊泳方向に向かって左側にずれています。

そのため、潮吹きは前方に向かった形です。

 

生態に関してマッコウクジラは、15~20頭の群れで観測されています。

群れにはメスと子どもが含まれており、

メスと子どもは熱帯または亜熱帯の海域に1年中留まって、

メスたちは共同で子育てをしているそうです。

 

一方でオスのマッコウクジラは、単独または群れで海域を回遊し、

繁殖のため赤道海域に戻ります。

横幅が約5メートルある尾ビレで推進しながら時速37キロで泳ぐことも可能です。

 

深海生物「マッコウクジラ」の餌は?捕食方法は?

マッコウクジラは、捕食するイカを探すために水深1000メートルまで潜水しますが、

歯を持つマッコウクジラは、1日に何百キロもの魚と1トンのイカを食べます。

 

ダイオウイカとマッコウクジラのライバル関係は有名な話で童話に取り上げられたりするほどです。

実際に目撃した際にはとても迫力があるでしょう。

 

深海生物「マッコウクジラ」は深海何mに生息し、世界の分布はどうなっているの?

北極から南極まで世界規模で分布しており、

深海沖に最も多くが生息しているのが確認できます。

 

通常、マッコウクジラは回遊していることが多いですが、

日本では小笠原諸島近海に雌と子供の群れが定住し、

知床半島近海には雄が観察されています。

 

またカイコウラ沖やイオニア海など地中海にも季節的な定住している群れが存在しているようです。

 

というわけで、

本日は以上!

それでは次回もお楽しみに!

 

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