こんにちは!ラブカ君です♪
このブログは、「深海生物の面白さを世界に広げたい」
という想いから立ち上げました!
[st-kaiwa1]少しでも皆さんに楽しんで貰えたら幸いです♪[/st-kaiwa1]
というわけで今回は、「深海」について
分かりやすく説明していきたいと思います!
目次
【深海とは?】何メートルから深海と呼ばれるのか?
「深海」に明確な定義はありません。
ただ、一般的には200メートルからが「深海」だと言われています。
[st-kaiwa2]海のもっとも深い所は約11000メートル!実は海の95%は「深海」なんだよ♪[/st-kaiwa2]
「深海」は、なぜ200メートルからなのか?
突然ですが、「水が光を通さない物体」という事をご存知でしょうか?
水は、厚さ200メートルになると光を99%吸収してしまいます。
つまり、水深200メートル地点の海中は
殆ど太陽光が届かないエリアになるのです。
太陽光が無ければ植物プランクトンは光合成が出来ません。
太陽光が無ければ暗くて寒く、植物の育たない過酷な環境になります。
その境目が200メートル。
だから「深海」と呼ばれるのです。
[st-kaiwa3]ただ、海洋学的には2000メートル以降を「深海」と呼ぶらしいです。曖昧な定義。ミステリアスな深海がまた素敵ですね♪[/st-kaiwa3]
【深海とは?】深海にも階層があるってホント?
深海は深さによって呼び方が変わります。
「階層」があるのです。
RPGで言うところのダンジョンですね。
第一階層の守護者は〇〇
第二階層の守護者△△
第三階層は××
最終階層でラスボスと対戦・・・
みたいなゲームやアニメってあると思いますが、
深海にもそれに似た「各階層」が存在するのです。
なんかそれだけでワクワクしませんか?(笑)
まだ見ぬものを求めて冒険に出かける!
色々な階層を突破して、様々な生き物に出会って、
少しずつ進歩していく。
深海とはまさにファンタジーです!
深海の各階層
というわけで、深海の階層を紹介していきます。
200m~1000m・・・・・・中心層(わずかに光が届きます)
1000m~3000m・・・・・・漸進層(ぜんしんそう)(ほぼ暗闇)
3000m~6000m・・・・・・深海層(暗いし、水圧もスゴイ)
6000m~10000m・・・・・超深海層(謎に包まれているミステリアスゾーン)
RPGのダンジョンは上に行くほどレベルが上がります。
深海も深く潜れば潜るほど攻略は難しくなります。
まさに「深海」とはリアルダンジョンなのです。
これらの階層以外にも、
・温度が急激に変わる層
・酸素が少なくなる層
・塩分が変化する層
などなど、
深海には様々な層が存在します。
だから面白いのです。
[st-kaiwa4]「深海」の底に行くのは月に行くより難しいと言われているよ![/st-kaiwa4]
【深海とは?】深海の温度は何度くらい?
深海の温度は、季節や場所で変動します。
ですが、水深1000メートル以下の深海では
世界中どこでも2~3℃です。
太陽光も届かず、かき混ぜられるわけでもないので、
深海の水温は一定になるという事ですね。
因みに、200m~1000mの間は、
急激に温度が下がっていく層になっていて、
これを「温度躍層(おんどやくそう)」と呼びます。
水深200mまでは海水同士が混ざり合う事が出来ますが、
温度躍層を境に、上下の海水は交わりません。
こういった面でも深海は孤立した特殊な環境だという事です。
[st-kaiwa1]深海調査船の中には暖房器具がないから、みんな潜水服を着て寒さに耐えているらしいよ・・・[/st-kaiwa1]
【深海とは?】深海って酸素足りてる?
深海は基本的に酸素が少ないです。
空気から遠ざかっているわけですから、
酸素量が少ないのは当たり前。
ですが、これにさらに追い打ちをかける層があります。
それは「酸素極小層(さんそきょくしょうそう)」と呼ばれます。
酸素極小層は、150m~1500mに存在し、
この層のさらに下に行くと酸素量は少し回復します。
ではなぜ酸素極小層だけ
極端に酸素が少ないのでしょうか?
それは、「細菌」が仕事をしているからです。
上層から降ってくる有機物(死骸など)を細菌たちが分解する時に、
水中に溶けている酸素を使いきってしまうのです。
この層になると、
流石に深海生物も息苦しいのか、
なかなか生物の姿を見かけることは少なくなります。
ただ、
それでもその層で生きている猛者もいるので、
深海生物は本当に奥が深い!
[st-kaiwa2]かの有名なコウモリダコはこの層で生活しているよ。バンパイア先輩マジカッコイイっす![/st-kaiwa2]
【深海とは?】階層で塩分の濃さは変わるのか?
深海での塩分濃度は、場所で変化します。
赤道に近ければ濃く、
北極では薄くなります。
ですが、これにも急激に塩分濃度が変化する層が存在していて、
それを「塩分躍層」と呼んでいます。
水深1000mより浅い部分を塩分躍層と呼び、
1000mより深くなると、
今までまばらだった塩分濃度が
3.5%付近で一定になるのです。
[st-kaiwa3]塩分濃度が深海生物に及ぼす影響はよく分かりません・・・すみません[/st-kaiwa3]
【深海とは?】まとめ
いかがでしたでしょうか?
深海の魅力が少しでも伝われば幸いです。
深海にはまだまだ魅力が沢山。
次回からはいよいよ
深海生物の面白さについて
どんどん紹介して行こうと思います!
次もお楽しみに!
このブログを読んで
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