ミツマタヤリウオ 不気味な深海魚

深海魚「ミツマタヤヤリウオ」とは?生態・特徴を徹底解説!

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こんにちは!ラブカ君です♪

 

今回は、不気味な深海魚「ミツマタヤリウオ」について

詳しく紹介していきたいと思います。

 

 

深海魚「ミツマタヤリウオ」とは?何目何科に分類されるの?

ミツマタヤリウオはワニトカゲギス目ミツマタヤリウオ科に属し、

体は黒くて細長い姿をしています。

 

しかし、蛇のように体をくねらせるのではなく

尻尾だけを動かして移動するそうです。

 

鱗がない魚で、深海の生物の中では比較的に大型の種類で最大50cmにもなります。

その黒い見た目からブラックドラゴンフィッシュとも言われており、

エイリアンのような見た目が少し怖いですね。

 

深海魚「ミツマタヤリウオ」の一番の特徴って何?

一番の特徴はメスとオスで大きさが大きく異なる点です。

まず、メスは体長50㎝ほどで口が大きく、

鱗は剥がれやすい特徴を持っています。

 

とても長いあごひげのようなものが一対伸び出ており、

その先端と目の下部分に大きい発光器があり、

おなかの内側にも小さな発光器が並んでいる生物です。

歯は鋭く、内側へ倒れる仕組みになっていっています。

 

一方オスでは、メスの1/5ほどの大きさしかなく

種によっては歯や顎の突起が退化している個体です。

生殖のためだけに存在しているのではないかといわれています。

 

オスは口も小さくほとんど食事もとらないようで、

メスと比較してしまうと貧弱でメスの特徴でもある髭が

オスにはないために人間の場合に置き換えると少し面白いですね。

 

オスとメスに関しては生物学的に面白い話があります。

生物に二つのグループが作られたとき、

最初からオスの個体とメスの個体が作られたわけではないです。

 

もともと生物として作られたのは、

生殖細胞としてのオスの配偶子とメスの配偶子だそうです。

遺伝子を運ぶだけのオスの配偶子と、

遺伝子を受け取って子孫を残す大きなメスの配偶子という役割分担があり、

メスの配偶子のほうが重要視されていることがわかります。

 

つまり生物学的にはオスはメスのために作られたのです。

やがて、オスの配偶子のみを作る「オス」という個体と、

メスの配偶子のみを作る「メス」という個体に発達したことで

子孫を産むことのない「オス」という特別な存在が誕生しました。

ミツマタヤリウオのオスとメスの関係性も配偶子の例と大きく似たものを感じます。

 

それ以外の特徴や面白い生態は?

メスとオスの体の大きさの違いだけではなく幼魚も特徴的です。

幼魚は体色が乳白色ですが、目の部分が著しく飛び出しており、

まるで目から糸が伸びて、体に繋がっているような姿をしています。

 

成長して生息深度が深くなるにつれて、目は少しずつコイル状に巻かされてゆき、

最後には顔に完全に付着して、成体時には幼魚時の面影が消えるようです。

 

また、腹部から細い糸状に消化器官が伸びていますが、

これも目と同様に成長と共に体内へと引き込まれて、

完全に体内に収納されていきます。

 

あまりにも幼魚と成魚の姿が違いすぎるために、

かつてはスチロフタルムス属という別属に分けられていたこともあるほどです。

このような変化を「変態」といいます。

 

長く伸びた目で視界を拡げて外敵から身を守ると言われていますが、

はっきりとした研究はまだ行われていないために断言することは出来ません。

 

深海魚の中では同じようにめずらしい幼魚期をおくる種類の魚としては、

ミツマタヤリウオの幼魚時代に酷似したギンソコイワシと体の突起が伸びたフシギウオ、

成魚になると目が前方に突出するボウエンギョ、

腹鰭が退化して体の模様が無くなるイレズミコンニャクアジなどが存在しています。

 

このように深海には奇妙な魚が非常に多いです。

 

深海魚「ミツマタヤリウオ」の餌は?捕食方法は?

歯は鋭く、内側へ倒れる仕組みになっており、

これにより深海で捕らえた獲物を確実に逃がさないようになっています。

 

食べているものは明らかになっていない部分が多いですが、見た目から肉食であると考えられます。

 

深海魚「ミツマタヤリウオ」は深海何mに生息し、世界の分布はどうなっているの?

世界の深海の中層域の深度300mから1000m付近に広く生息していて

太平洋の深海から採集されており、日本近海で発見されている海域は太平洋岸沖、小笠原諸島沖です。

 

日本近海には主にミツマタヤリウオ、

南太平洋にはナンヨウミツマタヤリウオが生息しています。

後者は前者よりやや体が小さめで、目の後の発光器が大きいです。

 

 

というわけで、

本日は以上!

それでは次回もお楽しみに!

 

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